ブラザーフッド

なんかいろいろすれ違いもあったけど、お兄ちゃん僕を助けてくれてありがとう。。。ってなるかぁ!!とんだお騒がせ兄弟ですよ。前線混乱させまくりですよ。

と、まあ冗談はさておき、非常にリアルでいろいろと考えてしまいました。特に怒りというのは本当に恐ろしい感情だなあと思いました。状況に応じてベクトルが180度変わってしまう。今日の味方が明日の敵なんて状況はざらです。常に怒りのポテンシャルを持たないように心がけないといけませんね。

それとこれは映画の問題なのか、自分の心の問題なのかわかりませんが、知らず知らずのうちに韓国側に感情移入して、次々と敵をなぎ倒していく姿に不謹慎ですが、爽快感を感じてしまう自分がいました。すさんでるなぁ。しかし、新たな憎しみを生んでしまうような描き方はどうなんだろう。いくら事実とはいっても、片方からの視点で描かれているってことを常に意識する必要があります。

このようにいろいろ考えさせられましたが、点数的には50点(/100点)。主題がやっぱりぼやぼやです。他の部分がリアルにできているだけに、余計にです。

あと「約束」という言葉は、韓国語でも「やくそく」なんですね。いい言葉を共有してるなぁと思いました。

おしまい