ブラックスワン

ブラックスワンより
「その後、偶然の出来事を人がどうとらえるかについて考えをまとめようと、記憶に頼って戦争の時に起こったことを思い出しているうちに、私たちの頭は説明をつくるとてもよくできた機械だと強く感じた。ほとんどなんでもつじつまを合わせられるし、ありとあらゆる現象に山ほど説明をつけられる。その一方で予測なんかできないという考えはほとんど受け入れられない。戦争の時に起こったことには道理なんてない。
でも頭のいい人たちは、そんなことにも信頼できる説明が付けられると思っている-後になってから、だけれど。さらに、頭が良ければよいほど、つける説明ももっともらしい。説明が付けられるなんて思っていることよりももっと危ういのはそういう信念や説明が論理的で筋が通っていて矛盾がないように見えることだ。」

スピード感が足りない

社会では、現在手元にある材料だけで目下の問題に対してどれだけ素早く、そこそこ納得の推定ができるかが重要である。いわゆるフェルミ推定だ。ここでうんうん唸って、もっと高度なモデルが・・とか、もっといいデータがとれれば・・・とか言ってると大切なビジネスチャンスを逃してしまうんだ。
国際学会のRisk Insuaranceのセッションなんかには、
研究の場はその対極にある。
地震動が時刻歴だろうが、PGAだろうが、たいして問題でない。だって推定誤差を考えたらどちらを使おうが関係ないし。
日本流の耐震設計 従来の枠組みから、一部すげ変えたようなモデルでは到底説明がつかない。
ここからさらに設計、指針というのはどう違うか。
時間かけないと精度の向上が見込めない研究と、時間かけなくてもかなりいい研究
大まかにざっくりといい精度で。。。これは決して悪いことじゃない。ってかそれこそが一番重要なのかも知れない。あの砂浜でよくやる遊びに似ている。山を作って、真ん中に木の棒を一本立てて、順番に砂を書き取っていく。みんな木の棒を倒さないぎりぎりをかきこんでいく。
大科学者なんかはもう一個新しいお山を建てたりなんかしちゃうんだろうけど、凡研究者は残りをザクザクやるだけなんだ。
事前と事後で求めてる精度が違うから、精度を同列に議論できるのか
3時に銀行閉めて、今日の取引のうんぬんかんぬんやって1円の誤差もゆるしまへん、ってのと、明日の取引いくらくらいになるかね、って推定と一緒にしちゃったらどうなの?
説明責任って方向性もあるな。精度自体はほとんど変わらないけど、この指針には納得できない。的な。

山田やさんのうどん

http://www.rakuten.co.jp/yamada-ya/1810258/

GMT演習 国土数値情報からの数値データをGMTで使う(鉄道編)

【必要なデータ】
国土交通省国土計画局GIS
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/gis/index.html
インターネットサービス>国土数値情報ダウンロードサービス

これらのデータをGMTで読み込む形式に直すプログラムとして
http://www.geocities.jp/ne_o_t/soft/soft.htm
を使わせていただきました。ありがとうございます。


OPTION="-Jm0.5 -R127/146/30/46 -B5NsEw"

gmtset ANOT_FONT_SIZE 10
psbasemap ${OPTION} -X3 -Y5 -P -K > train.ps
pscoast -Jm -R -B -Lf141/31.85/31.85/500 -S200 -Df -W1 -P -O -K >> train.ps

# 県境を書く
psxy ken.txt -W1ta -R -Jm -B -P -M -O -K >> train.ps

# 鉄道を書く
psxy train.txt -Jm -W1/254/0/0 -R -B -P -M -O >> train.ps

GMT演習 首都圏の主要駅の乗降数をヒストグラムでプロットする

【編集中】
psxyzを用いれば、3Dで表示可能であるが、やや見にくかったので2Dのままで長方形(Sr)を用いている。

【必要なデータ】
・各主要駅の乗降者数(JR東日本のランキング)
http://www.jreast.co.jp/passenger/index.html

・主要駅の位置情報
http://www.geocoding.jp/

注:測地系が違うのか、緯度・経度の表示方法が違うのか、鉄道(赤線)が海上を走っている部分がある。

# 海岸線のプロット
pscoast -Jm30 -R139.5/140/35.3/36 -S200 -Df -K > train.ps

# 県境のプロット
psxy ken.txt -W1ta/254/254/254 -R -Jm -B -P -M -O -K >> train.ps

# 電車のプロット
psxy train.txt -Jm -W1ta/254/0/0 -R -B -P -M -O -K >> train.ps

# ヒストグラムのプロット
# Srは長方形で、データとして緯度・経度・x軸方向の伸び・y軸方向の伸びを入力する。
awk '{print $1,$2,$3*0.04,$4/1000000}' station_num.dat | psxy -R -Jm -Sr -G254/254/254 -W0.5p -B.1/.1WSnez -K -O >> train.ps

# 駅名のプロット
awk '{print $1,$2-0.01,$3,$4,$5,$6,$7}' station_name.dat| pstext -Jm -R -P -O >> train.ps

GMT演習 地殻変動ベクトル図を書く方法

【現在試行中】

GMT演習 図に日本語の説明を入れる方法

やるべきことを忘れないように

【現在試行中】

GMT演習 震源メカニズムを書くプログラム

【GMTの使い方】 http://www-seis.planet.sci.kobe-u.ac.jp/~kakehi/GMT/GMT-HOWTO.html
の「地図上に余震分布をプロットして更に主な余震のメカニズムを描く」を参照させていただきました。ありがとうございます。
またメカニズム解は【F-net】http://www.hinet.bosai.go.jp/fnet/top.php?LANG=ja
のものを使わせていただきました。

#!/bin/sh

# ベースとなる日本地図を書く。
psbasemap -Jm -R128/147/30/47 -B5NseW -X2 -Y-4 -K > map.ps

# -Lf143/31/31/500 スケールを表示するためのオプション
# fは白黒のスケールを表示の意.スケールを表示する位置が(経度143.緯度31)。規準位置が31
# 長さ500kmのスケールを表示するように指定.
# -S200 海(sea)の色を指定. 0が黒,255が白
# -Df 海岸線のデータの解像度"f"(full)

pscoast -Jm -R -B -Lf143/31/31/500 -S200 -Df -W1 -P -O -K >>map.ps

# 震源メカニズムを書くための関数psmeca
# データは以下のように与える。
# longitude latitude 'depth' strike(走向) dip(傾斜) rake(すべり角) magnitude offset_x offset_y comment
# -L メカニズムの球を縁取り
psmeca -Jm -R -Sa1 -G255/0/0 -L -P -O <>map.ps
142.169 37.236 20 166 90 -76 3.9 0 0 E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
137.801 34.722 29 319 85 168 4.4 0 0 HAMANAKO_LAKE_REGION
149.8148 44.5223 17 16 53 72 3.5 0 0 SE_OFF_ETOROFU
142.2062 42.0798 32 273 78 58 3.7 0 0 S_OFF_URAKAWA
140.4658 27.8035 440 270 75 -53 4.7 0 0 W_OFF_OGASAWARA
142.3523 41.929 53 23 65 76 4.9 0 0 S_OFF_URAKAWA
135.9833 43.603 380 358 82 -37 4.7 0 0 EASTERN_SEA_OF_JAPAN
142.3248 41.9367 65 30 62 94 3.8 0 0 S_OFF_URAKAWA
141.9438 39.5483 35 65 55 55 3.9 0 0 SOUTHERN_IWATE_PREF
132.19 32.0122 26 28 63 86 3.6 0 0 HYUGANADA_REGION
134.9542 37.1343 14 158 79 15 3.4 0 0 SEA_OF_JAPAN
142.0557 41.5597 53 15 67 90 3.8 0 0 E_OFF_AOMORI_PREF
140.8448 41.865 125 196 70 100 3.9 0 0 OSHIMA_PEN_REG_HOKKAIDO
152.3713 46.735 32 307 85 28 3.9 0 0 KURILE_ISLANDS_REGION
139.8938 36.0843 59 44 63 72 4.1 0 0 SW_IBARAKI_PREF
142.1095 38.0065 50 57 78 125 3.6 0 0 SE_OFF_MIYAGI_PREF
143.5902 45.827 360 159 75 59 4.8 0 0 NE_OFF_HOKKAIDO
143.2635 37.7775 8 211 88 -160 4.4 0 0 FAR_E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
127.3558 26.3195 44 5 61 62 4.2 0 0 NEAR_OKINAWAJIMA_ISLAND
141.1872 36.628 32 26 89 77 3.3 0 0 E_OFF_IBARAKI_PREF
143.1067 40.9078 23 359 81 59 3.6 0 0 E_OFF_AOMORI_PREF
129.9593 32.567 11 321 87 -10 3.6 0 0 AMAKUSA_REGION
134.7027 33.9542 32 69 74 -22 3.4 0 0 N_PART_OF_KII_CHANNEL
END

GMT演習 各緯度の幅で深さ方向の震源の分布を書く

# 各緯度の幅で深さ方向の震源の分布を書く

# 図の軸や軸の名称、メモリ、グリッドライン等を用意する
# -R x軸、y軸の範囲
# -JX ふつーの図を書くときの図法
# -B x軸の情報/y軸の情報/図のタイトル情報/どこに表示させるか
# x軸の情報 -Ba5(目盛り文字の間隔)f1(目盛の間隔)g5(グリッドの間隔):"軸名":
# 図のタイトル情報 :."図のタイトル":
# wsnE 大文字=全ての軸情報の表示 小文字=目盛り文字を表示しない
# W(左側)S(下側)N(上側)E(右側)
psbasemap -R130/145/0/400 -JX10c/-2c -Ba5f1g5:"longitude":/a100f50g100:"Source Depth(km)"::."Lat.35-36":wSnE -P -Y1.5c -K > depth.ps

# 複数条件はかつなら&&、またはなら||
awk '$2 <= 36 && $2 >= 35 {print $1,$3,($4-4)*0.1}' earth.dat | psxy -R -JX -Sc -O -K -L -W >> depth.ps

# あとは繰り返し
psbasemap -R130/145/0/400 -JX10c/-2c -Ba5f1g5/a100f50g100:."Lat.36-37":wsnE -P -Y3c -O -K >> depth.ps
awk '$2 <= 37 && $2 >= 36 {print $1,$3,($4-4)*0.1}' earth.dat | psxy -R -JX -Sc -O -K -L -W >> depth.ps

psbasemap -R130/145/0/400 -JX10c/-2c -Ba5f1g5/a100f50g100:."Lat.37-38":wsnE -P -Y3c -O -K >> depth.ps
awk '$2 <= 38 && $2 >= 37 {print $1,$3,($4-4)*0.1}' earth.dat | psxy -R -JX -Sc -O -K -L -W >> depth.ps

GMT演習 震源位置、マグニチュード、震源深さのプロット

【準備するもの】
震源位置(緯度・経度)、震源深さ、マグニチュードのデータ、4列のデータ(earth.dat)

pscoast -JM -R130/145/30/45 -Df -S128 -G255 -B1 -W.1/255 -P -X1 -Y3 -K > depth_Mw.eps

makecpt -Cno_green -T0/400/10 > rb1.cpt
awk '{print $1,$2,$3,$4*0.05}' earth.dat | psxy -JM -R -Sc -Crb1.cpt -O -K -L -W3 >> depth_Mw.eps

psscale -Crb1.cpt -D7.5/-1/15/0.3h -B10 -O >> depth_Mw.eps



GMT演習 J-SHIS シナリオ地震のコンター

J-SHISで計算された強震動波形のデータを用いて、最大速度のコンターを作成する。

【準備するもの】
J-SHISのホームページで
トップページ>データダウンロード> 震源断層を特定した地震動予測地図
へ行くと、各シナリオ地震のシミュレーション結果が得られる。地図データに評価地点の緯度・経度情報と最大速度のデータが入っているので、これら3つのデータから3列○行の行列を作る(vel_data_ito.dat)。また評価モデルの断層の四隅の緯度・経度情報をまとめる(fault_ito.dat)。

#!/bin/bash

# コンターを塗るためのカラーバーを作成する。
# カラーバーの種類はhttp://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt_colorpalette.htmlを参照されたし
makecpt -Cno_green -T0/100/5 > colors.cpt

# vel_data_ito.datを読み込み、コンターを作成する。
awk '{print $1,$2,$3}' vel_data_ito.dat | pscontour -R136/137.5/36/37 -Jm10 -Ccolors.cpt -B1 -W+ -P -X1 -Y3 -I -K -A- > ito_fault.eps

# 上のpscoastだけでは海にも色が塗られてしまうので、下で上書きして消す。
pscoast -R -Jm -B1 -P -W -Dh -S255 -O -K >> ito_fault.eps

# 断層の4隅のデータから評価断層を作成する。
psxy fault_ito.dat -W -R -Jm -B3 -P -O -K >> ito_fault.eps

# カラーバーを図下部にプロットする。
psscale -Ccolors.cpt -D7.5/-1/15/0.3h -B10 -O >> ito_fault.eps




GMT演習 k-net,kik-net観測網をプロットする

全国にあるK-NET,KiK-NET観測網の観測地点をプロットするGMTプログラム。

【必要なデータ】 K-NET,KiK-NET観測地点の緯度、経度をそれぞれのホームページから頂いた。k-net.dat, kik-net.datにはそれぞれ緯度、経度のデータが2列になって入っている。県境のデータはhttp://www.geocities.jp/ne_o_t/index.htm から頂いた。

【プログラム】 ▲がK-NET、△がKIK-NETです。
#!/bin/bash

# 日本地図を書く
pscoast -R126/147/25/46 -Jm1.5 -B1 -P -W -Dh -X1 -Y1 -K > k_kik_location.ps

# 県境を書く
psxy ken.txt -W1ta -R -Jm -B -P -M -O -K >> k_kik_location.ps

# k-net観測点のプロット
awk '{print $1,$2}' k-net.dat | psxy -R -Jm -B -P -M -ST.1 -O -K -G0/0/0 >> k_kik_location.ps

# kik-net観測点のプロット
awk '{print $1,$2}' kik-net.dat | psxy -R -Jm -B -P -M -ST.1 -O -K >> k_kik_location.ps


GMT 備忘録 大まかな描画の流れ

1.日本地図を描画する

pscoast -R126/147/25/46 -Jm1.5 -B1 -P -W -Dh -X1 -Y1 -K > test.ps

-R 日本地図の範囲
-Jm○ 丸は1度あたりの長さ(inch)
-B
-P 用紙を縦書きに変更
-W○ 線の設定(ここでは海岸線、丸は太さ)
-D 海岸線の細かさ(fがいちばん細かく、hは二番目)
-X,-Y 紙の左下を(0,0)としたときの、x軸、y軸の原点の位置
-K この後に上書きさせるという命令(-K, -K-O, -K-O,・・・・,-K-O, -O)
> test.ps test.psで出力

2.県境を入れる

こちらのサイトを参照させていただきました。
今日もまた吹かなかった風を探しに http://www.geocities.jp/ne_o_t/index.htm
お天気のページ>実践!GMT>6. にあります。

3.データをプロットする

awk '{print $1,$2}' k-net.dat | psxy -R -Jm -B -P -M -ST.1 -O -K -G0/0/0 >> test.ps

翻訳すると、k-net.dat入っているデータの1列・2列を抽出して(awkの部分)、▲でプロットする(psxyの部分)ということ。

-ST○ 三角形でプロット、丸はサイズ。星は-Sa
-G0/0/0 黒で塗りつぶし

4.文字の情報をプロットする

pstext k-net.dat -Jm -R -O >>
test.ps

k-net.datに入っているデータは、[x, y, size, angle, fontno justify, text]の順に並んでいる。

5.軸の名前、凡例等・・・。

GMT演習 k-net,kik-net観測網をプロットする



GMT officeのためにきれいな図を出す方法 for win

手順
1.Imagemagickのインストール
http://www.imagemagick.net/script/index.php
の左コラム、binary release>windowsを選び、ImageMagick-6.5.4-2-Q16-windows-dll.exeをダウンロード
2.pstoeditの導入
http://www.pstoedit.net/pstoedit
のページ中段Download>binary for windows .... からpstoeditのダウンロード。解凍先をgsviewフォルダと同じ場所にすること。
3.emfデータへの変換
GMTから出てきたpsファイルをgsviewで開く。Edit>convert to vector formatを選んで、emfに変換する。このとき「CORE RL_Magick++.dllが見つからなかったため・・・・」というエラーメッセージが出たが、無視してもきちんと変換されていた。原因は不明。
4.確認
word等に貼り付けると、拡大縮小しても図が劣化しないのでベクターデータに変換されていることがわかる。Xn-viewで見るとすごく汚く見えるが・・・・。