12月の報告

○最近読んだ本
Free
悪童日記
初めての現代数学
完全なる証明
あなたにもわかる相対性理論
たまたま
動物化するポストモダン
思想地図4
ねじまき鳥クロニクル上
トリックスター、空へ
昨日、今日、明日
クォンタムファミリーズ

○まだ途中
ゲーム的リアリズムの誕生
1冊で1000冊
構造と力
内省と遡行
物理と数学の不思議な関係
フーコーの振り子

ブラザーフッド

なんかいろいろすれ違いもあったけど、お兄ちゃん僕を助けてくれてありがとう。。。ってなるかぁ!!とんだお騒がせ兄弟ですよ。前線混乱させまくりですよ。

と、まあ冗談はさておき、非常にリアルでいろいろと考えてしまいました。特に怒りというのは本当に恐ろしい感情だなあと思いました。状況に応じてベクトルが180度変わってしまう。今日の味方が明日の敵なんて状況はざらです。常に怒りのポテンシャルを持たないように心がけないといけませんね。

それとこれは映画の問題なのか、自分の心の問題なのかわかりませんが、知らず知らずのうちに韓国側に感情移入して、次々と敵をなぎ倒していく姿に不謹慎ですが、爽快感を感じてしまう自分がいました。すさんでるなぁ。しかし、新たな憎しみを生んでしまうような描き方はどうなんだろう。いくら事実とはいっても、片方からの視点で描かれているってことを常に意識する必要があります。

このようにいろいろ考えさせられましたが、点数的には50点(/100点)。主題がやっぱりぼやぼやです。他の部分がリアルにできているだけに、余計にです。

あと「約束」という言葉は、韓国語でも「やくそく」なんですね。いい言葉を共有してるなぁと思いました。

おしまい

鈴井監督 ネタばれ注意

水曜どうでしょうでもおなじみのミスターこと、鈴井貴之氏の監督作品を2つ見た。「銀色のエンゼル」と「man-hole」だ。どちらも面白かったが、気になった点を書き残しておこう。

「銀色のエンゼル」は一言で言ってしまうと、盛りだくさんすぎる。
1つ目に、登場人物。コンビニの深夜の店員が、実は指名手配犯だったなんて必要あるかな。これがドラマだったなら、登場人物がいろいろなキャラクターを持ってて、話に厚みが出て面白いかもしれないけど。2時間の映画だと消化しきれません。繰り返し見る人にはいいのかもしれないです。
2つ目に、ストーリーの発散。最終的には、めでたしめでたしなんだけど、銀のエンゼルはどこに行っちゃったの?って感じ。別にエンゼルがキーアイテムになって、話が展開していくわけでもなかったし、雪虫という第2のキーアイテム的なものまで登場しちゃう。
3つ目に、ワンシーンに詰め込みすぎ。ノイズが多くて、重要なシーンでうまくフォーカスしていけないのだ。例えば、コンビニ店内での重要なシーン(お酒をすすめられるシーン、娘が帰ってくるシーン)で、コンビニ店内のBGMが、かかってるのだけれど必要かなぁ。気が散ってしまった。あと、ローソンの広告的な要素がたくさん出てきて少し目ざわり。
と、かなり辛口に書いてしまったけど、雰囲気は嫌いじゃない映画です。NACKSのメンバーも面白キャラで参加してたしね(笑)。

「man-hole」の方は、一言で言ってしまうと、卒業制作な感じ、いい意味で。荒削りで、監督の感性がよく出ていると思う。映像が荒くて、セピアな感じも今から見ると作風とよく合ってる気がする。北村一輝の恋人が、心中を図るシーンで、安田さんと絡み合いになって、撃たれそうになる場面があるんだけれど、結局弾が逸れて大事には至らない。それを表現するために、逸れた弾に撃ち抜かれたクッションの中の羽毛が舞うシーンが出てくる。こういう表現って今となっては古臭いのかな。僕は嫌いじゃないです。

両方の作品に共通するテーマは、父と一人娘の不仲。最終的には親父の弱さや自分に対する愛を感じ取って、意思疎通ができるようになる。これって、自分の娘さんに対するメッセージだったりするのかなぁ。鈴井さんって無口で不器用な親父って感じがするんだけど。あと幸せの○○的なアイテムが映画のタイトルになってる。これに関しては意図がよくわからないです。題名にするほどの重要なアイテムかな―って感じがするんだけど。

ちなみに、wikipediaに書いてあったネタですが、man-holeで音尾くんが乗っていたカブはどうでしょうで使ったものと同じだそうです。

おしまい

みみからきこう

耳からの学習が一番自分に合っていると思っているので、講義の音声ファイルやオーディオブック、さらには映像ファイルから抽出した音声をよく聞いている。自分がよく聞いているものをまとめておきます。

【サイエンス系】
もぎけんPodcast
ヴィオニッチの科学書
サイエンストーク
科学に佇む心と体
Scivee 科学者がポッドキャストで論文を発表できるコミュニティサイト
TED

【文化系】
小林秀雄
文化系トークラジオ
建築系ラジオ

【大学】
高知大学生涯学習研究センター
POP*POP 有名大学が提供するポッドキャスティングまとめ

【文芸・落語】
上方芸能・上方落語のページ (入り口)
朗読図書館
声の花束
青空文庫サウンドブックス
POP*POP 英語と古典が同時に学べる『無料オーディオブック』まとめ
Lit2Go

【オーディオブック】
CD、テープを聴いて勉強しよう
オーディオブックのおすすめ audible&alc
AudioBooksForFree
FEBE
音学
でじじ
OnGen

【娯楽系】
TBSラジオ(爆笑問題カーボーイ)
松本人志の放送室
水曜どうでしょうDVD 副音声
永井先生
人志松本のすべらない話

【その他】
山田ズーニー の 「おとなの進路教室。」
近藤太香已サクセストーク
英語喉 発見のきっかけとしての「疑問」と「観察」講義資料
youpublish 斉藤一人講演 「不幸は勘違いから始まる」他 計4話

僕がきいてきたおんがく

先日の飲み会でいままで聞いてきた音楽の話題で盛り上がったんで、自分でも少しまとめておこうかなと思って書いてみた。

幼少期:井上陽水、尾崎豊、松任谷由美、久保田利伸など
尾崎豊が死んだのが、ちょうど僕が10歳のとき。このころ、親が急に尾崎にはまりだして、その影響でずっと聞いていた。小学校高学年の時に、親戚の結婚式の2次会のカラオケで、15の夜とか歌ってた。そういえば、僕も今年ちょうど尾崎と同い年になった。

中学校・高校:スピッツ、くるり、サニーデーサービス、Numbergirl、ゆらゆら、クラムボン、イースタンユースなど、ロキノン系
中学に入ると、同じクラスになったOくんにミュージックスクエアというラジオ番組を教えてもらった。NHK-FMで夜9時から放送していたのだが、2009年3月惜しまれつつ終了した。僕がよく聞いていたのは、中村貴子さんがパーソナリティーを務めていた頃だった。彼女のほんわかとしたしゃべり声は今でも思い出せます。中学2年になると、同じクラスになった友達の中に、バンドをやっている人たちがいた。彼らとつるむようになってから、どんどんロキノン系にのめりこんでいった。しかし、2000年のサニーデー、2002年のNumbergirl解散の頃から、徐々に新しいアーティストへの関心が薄れていった。過去のものを繰り返し聞くことが多くなった。

大学(前):ZAZENBOYS、チャットモンチー、RADWIMPS、9mm、アジカン、いきもの、音速、フジファブ、相対性理論、100s、Perfume、Capsuleなど
大学入ってからも昔のものばかり聞いていたけど、周りにロキノン大好きっ子がいたので彼のお勧めの曲を聞いていた。自分からアーティストを探索することはほとんどなかったな。

大学(後):Boysnoize、ケミブラ、Daftpunk、fatboy Slim、Justice、kraftwerk、Moby、Orbital、Owl city、prodigy、Shinichi Osawa、Underworld
capsuleとかを聞いて、ピコピコいいなーと思って、いろいろ聞いてた時期があった。ボーカルが入ってないのもいいなーと思って、Jazzに行った時期もあったなあ。とにかく雑種なのです。

いまのお勧め:Andymori
CDJに行くことにしたので、ほんじゃいっちょ最近のアーティストを探索してみましょと思って、びっくりしたのがAndymori。久しぶりにいい人たちをみつけたなって感じ。チャットモンチー、RADWIMPS、9mm以来のヒット。


その飲み会で、いまも音楽をやっている後輩が、同じくらいの歳のメジャーバンドに対して「嫉妬がある」といっていた。つまり、自分が今なんで同じステージにいないのかと。
この気持ちはすごくよくわかる。自分と同じような音楽を聴いてきた世代が、第一線で活動しているぐらいの年齢なんだ、僕らは。昔の僕らにとって、メジャーバンドは憧れだった。でも今、彼らは僕らの夢の上に立っているんだよ。よーじろー風に言うと。
だから、つい彼らに対する批評が厳しくなってしまうのはしょうがない気がする。僕たちが、鳴らしたかった音はこんなんじゃないんだっていう風に。でも逆に、きっとピッタリの音が見つかりやすいはずなんだよなぁ。同じものを聞いてきたんだから。そんな機会をみすみす逃すわけにいかないってんで、最近は少しずつ新しいアーティストの探索も始めております。

おわり

ファーストフードマニア

先輩の知り合いに、大好きなファーストフード店のロゴを使って団扇を作ったという人がいた。そこまでではないが、僕もファーストフードが好きである。そして常に同じものを食べる。

餃子の王将 チャーハン定食
餃子の満州 ダブル餃子定食
大戸屋 鳥の黒酢あん定食
カプリチョーザ トマトとにんにくのスパゲティー
松屋 豚丼+卵
さわやか げんこつハンバーグ

並べてみるとあまり多くなくて、自分全然駄目だなと思った。

おしまい

東京の好きな鉄道ランキング

突然ですが。
1位 京王井の頭線
単純に昔、沿線に住んでいたから。ここが僕の東京の原風景です(こんなときにつかうのか?)。極端に長さが短いのに、下北沢、渋谷、吉祥寺と重要どころを抑えてます。電車内を漂う空気がなんか若い。
2位 東京モノレール
飛行機に乗るときは大抵、朝早くか夜遅くに利用するので、朝焼け・夜景がきれい。モノレールだから、動きがダイナミックで、ドラマチック。
3位 中央線
ラッシュと逆方向に行く電車が好き。朝なら八王子方面、夜なら新宿方面。それ以外は乗りたくないので3位。
番外編 日暮里舎人ライナー
一度も乗ったことない。家の目の前を走ってたのに、作る過程をずっと見てたのに、試験電車も毎日見てたのに、乗ったことない。今度乗ります。

おわり

あなたのこわいものはなんですか?

というのも、最近こわいものが増えたなーと思うから。

きっと身体的にも、精神的にも硬くなったし、重くなった。

取り返しのつかないことばかりな気がするし、失敗できないことばかりな気がするし、外れちゃいけない道がある気がする。完璧な答えがある気がするし、悪い面ばかりが目につく気がするし、失敗をイメージするのがうまくなった気がする。

もっとチャレンジしなきゃだめだな。昔、高いところから飛び降り時のあの感じを忘れてるな。あぁ、実際やってみたらたいしたことないじゃんみたいな。

世の中きっとそんなもんばっかだって(言い聞かせ)。

Prison break 4 感想

感想とはいっても、第一話しかみていないし、Prison break1-3もまったくみていない。よって、素人のたわごととして聞き流していただきたい。約束したので、とりあえず書く。

結論から言うと、これは見続けられない。そう感じたのは次の部分である。ネタバレであるが、4は、マイケルの恋人?らしき人が実は生きていたところから始まる。’実は生きていた’というのは24でもよく使われている展開であり、最初は結構ビックリする。思い入れのあるキャラクターが生き返ったりなんかするとうれしかったりする。でも実は知らないうちに、毒が回ってくる。重要なキャラクターが死ぬと、本当に死んだのか疑心暗鬼で落ち着かなくなるのである。視聴率の動向や、いい意味で視聴者の裏をかくために、生き返らせたり、殺したりしてるんじゃないのかという気さえしてくる。これを考え出すと、もうだめなのだ。

このような手法は、日本でよく使われている、水戸黄門の印籠的なおきまりの演出とはまったく対極に位置するものである。印籠は決められた展開で必ず出てくることが重要なのであり、視聴者の裏をかいて今回は出さないなんてのはもってのほかである。このようなお決まりの演出は、批判の的になることが多いが、自分は好きである。なぜなら、ルールがあるから。枠が決まっているから。このルールというのは、スポーツも'ルール'があるから面白いというときのそれである。これに対し、海外ドラマの24、プリズンブレイクなんかは視聴者の推測を裏切ることが重要とされている。つまり、時にはルールの外に出てしまうこともある。これが最初のうちはビックリするが、そのうちに驚かせさえすれば何でもありな感じがして、逆に作品の質を下げてしまっているような気がするのである。

写真日記11/8














写真日記11/5

こちらのホームページを参照して、すた丼を作ってみた。
http://popeye.mo-blog.jp/waraibuta/2006/12/post_fb44.html
高田馬場の店舗に行ったことがあるが、まあ似ているに気もする。
しかし、二郎といい、このすた丼といい、見た目から食欲がなくなってしまう。
なんでだろ。

【リスク書評3】リスク意思決定論 谷口武俊 著

本書は著者が大阪大学の「環境リスク管理のための人材養成」プログラムにおいて、2年間おこなった「技術リスク意思決定論」の講義をもとにまとめたもの。
高度科学技術社会におけるリスク問題を、様々な主体(個人、集団、社会、グローバル社会、将来の世代)を対象として、整理している。
少ないページ数の割に、非常に情報密度が濃く、技術社会において現在認知されているリスクとその対処方法を整理するには、格好の本であるといえる。
特に、第二章の個人レベルの意思決定と判断バイアスは、他書で頻繁にあげられているヒューリスティックスだけでなく、さまざまな角度から整理されている。この多角的な記述は各章で見られ、本書の内容をより濃いものにしているが、若干羅列的な部分もある。
第5章の技術リスクの類型化が面白かった。

最後はリスクマネージメントについて説明した、次の文章で締めくくろう。
リスクマネジメントの本質はForward thinking(前向き思考)であり、responsible thinking(責任ある思考)であり、Balanced thinking(バランスのとれた思考)である

序言
環境リスクと意思決定
第1講 高度技術社会におけるリスク問題
1 リスクとは何か
2 高度科学技術社会に顕在化しつつあるリスク
3 環境・技術リスク問題の様相
4 リスク問題顕在化の主要因
5 巨大技術システムの事故を考える
6 リスク問題のアプローチ
第2講 個人レベルの意思決定と判断バイアス
1 不確実で複雑な状況での意思決定
2 意思決定のアプローチ
3 ヒューリスティックによるバイアス
4 確率判断におけるバイアス
5 帰納的推論による判断バイアス
6 フレーミングによるバイアスとプロスペクト理論
7 非合理的なコミットメントのエスカレーション
8 動機付けされたバイアス
9 交渉で陥るバイアス
10意思決定における公正性・論理性
第3講 集団・組織レベルでの意思決定
1 集団レベルでの意思決定
2 組織レベルでの意思決定
3 集団・組織レベルで優れた意思決定をするために
第4講 社会レベルでのリスク意思決定
1 HSEリスク問題対処におけるパラダイムシフト
2 環境・技術リスクマネジメントの各組みと原則
3 環境・技術リスクマネジメントのプロセス
4 リスクトレードオフ
5 社会的なリスク受容レベルとは
第5講 リスク社会への対応を考える
1 リスクガバナンスとは
2 予防原則を考える
3 グローバルな環境・技術リスクの類型化とリスク対応基本戦略
4 Riskworld 2020:リスク社会の将来像

写真日記11/3 太陽の子供


写真日記11/1

ここ最近のものをまとめて
この通りが好きです。定点で一年間撮ってみようかな。













一年前広島の学会で買ったお酒。
いいことがあったのであけた。
癖なく、おいしい。やや辛め












めがね買った。
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powershotのG10で撮影しているのだが、このカメラは液晶がよすぎる。いい絵が取れたなと思って、パソコンで確認するとたいてい凡。

【リスク図書書評2】安全と安心の科学

昨晩に引き続き、安全と安心のお話。著者は安全学で有名な村上陽一郎氏。
リスク心理学の立場から、人間の認知問題を深く掘り下げていった昨晩の本とは異なり、安全を構築するための社会システムやリスク評価についての説明が多い。目次に沿ってまとめていくのがわかりやすいのでそうさせていただく。

目次
序論 「安全学」の試み
 安全や安心に対する関心が高まっているが、その原因は自然現象によるものというよりは人工的な要因が多い。例えば地震は自然現象であるが、それによって起こる建物倒壊や家具の転倒による圧死などは人為的な原因も無視できない。さらに先進国は、このような身体的不安以外に精神的不安も多くなっている。このことは全障害者における精神病患者の割合が、先進国において非常に大きくなっていることからわかる。著者の提案する安全学とは
「安全-危険」の軸と「安心-不安」の軸と「満足-不足」というような軸を、総合的に眺めて、問題の解決を図ろうとする試み
である。
大きな流れとは関係ないが次の言葉がよかった。
統計とか確率的な方法に意味があるのは、いわゆる「アンサンブル」つまり多くの事象の集まりに関してであって、単一の事象に関しては、意味を持たないと考えざるを得ません。

第1章 交通と安全―事故の「責任追及」と「原因究明」
この章では、自動車や飛行機事故の経験を以下に生かしていくかが書かれているが、
事故情報の徹底的な収集、分析と、それを次の改善に役立てるシステムを作り上げる
ことの重要性を、交通事故や飛行機事故を例に挙げて繰り返し述べている。そして、第三者機関がただ単に事故原因追求の公平性のためだけでなく、透明性のためにも目を光らせるべきだといっている。つまり、事故原因を公表することで次の類似事故を起こさないようにすべきだということだ。

第2章 医療と安全―インシデント情報の開示と事故情報
基本姿勢は、1章と変わらない。情報を共有することで次の事故を未然に防ぐ(インシデント・リポート)。ただし、違うのは対象が人である点。たとえば、患者の取り違いなどを防ぐために、手首にタグをつけることが行われているが、人間を荷物のように扱うことを不快に思う患者も少なくないという。筆者はこれに対し、安全になるのであれば何でもやっていいのではないかという立場を主張する。「To err is human」というイギリスの詩人ポープの言葉を引いて、人間は誰でも間違えるものだということを忘れてはいけないという。医者はこのような単純なミスを自分が起こすわけがないと過信しているところがある。しかし、過酷な労働条件である医療現場において、どんな人間でも完璧に作業をこなせる保障はまったくない。実際取り返しのつかない事故も多く起きてからでは遅いのである。対処方法としては、「フールプルーフ」と「フェイルセーフ」をあげている。

第3章 原子力と安全―過ちに学ぶ「安全文化」の確立
基本的に1,2章と同じ。原子力技術の特殊性を次のように考えている。
高度な科学上の知識を、社会が組織的に利用した結果としては最初のものであり、しかも、出発点は大量殺戮兵器の開発という「利用形態」であった
しかしこれはどうなんだろう。蒸気機関とかは違うのか?
原子力技術に関連する大きな事故として
・スリーマイル島原子力発電所
・チェルノブイリ原子力発電所
・東海村JCO←炉の事故ではない

第4章 安全の設計―リスクの認知とリスク・マネジメント
リスクとは
利益を望みながら、それを行うことによって被る可能性のある負の要素を考慮する
こととしている。リスクをややこしくしているのは、リスクの評価に主観性が大きく入り込んでくることである。たとえば、慣れはリスクを小さく見積もることになるし、逆に不慣れなことには大きく見積もることとなる。また自分との時間的、空間的距離感が遠くなるにつれてリスクを過小評価する。そこで客観的に定量化する手法が必要になってくる。このとき使われるのが、確率・統計理論である。人間-機械系を考えると難しい面もまだまだある。

第5章 安全の戦略―ヒューマン・エラーに対する安全戦略
ヒューマンエラーに対しての安全戦略について語られている。箇条書きで列挙すると
・ホイッスル・ブロウ(内部告発)の重要性:やましいことをしてないのであれば、安全を不断に追求するための内部の駆動力として十分活用すべきである。
・凡ミスの大きな原因である忙しさに対処する
・フールプルーフの具体的な戦略として「システム全体を目に見える形で捉えられるような工夫」と「操作パネルなど人間工学的な考慮がされていること」をあげている。
・フェイルセーフ、冗長性を高める
・複合管理システム
・記述の簡潔化
・コミュニケーションの円滑化
・褒章と制裁
・失敗から吸収する仕組み

安全に関する現在の取り組みについて概観するにはいい本だと思うが、安心についてはあまり触れられていない気がする。最初に書いたように、人間の心理的な面に関しては他をあたられたほうがよい。

【リスク図書書評1】 安全。でも安心できない・・・・ -信頼をめぐる心理学-

安全と安心の違いを非常にわかりやすくまとめた良著。安全に対して、こんなにお金もマンパワーも使ってるのにどうして安心が得られないのかと嘆く方にお勧め。
著者はまずはじめに安全と安心を次のように定義する。
安全:危険性の低い現在の状態
安心:大丈夫と感じている人間の心理の状態
その上で
「なぜ、安全がそのまま安心につながらないのか」と説明し、「安全と安心の関係はどうなっているのか」という問いへの答えを探ることが本書のテーマ
としている。本書の序盤ではどうして安全≠安心なのかを、赤福事件や白い恋人事件といった具体例を挙げて説明している。理由はひとつではなく、たとえば
・現在の日本が生活は安全になっているにもかかわらず、高い不安を抱えている点
・メディアの報道が誤報であったのにもかかわらず、事後の安心感回復が非常に困難になった点
などを考えてみればわかる。

それでは安全のみを闇雲に追求することが安心感醸成のための唯一の方法でないことがわかった今、どのようにすれば安心感を与えることができるのか。本書では次の3つがあげられている。
1.問題解決のための高い能力があると認められること
2.問題に対して、誠実・高い動機付けをもつと認められること
3.問題に対して、高い関心をもつ人に対しては、主要な価値が類似しているという感じを与えること
以上は状況によって異なり、その統一的な了解は得られていない。本書では具体例を多く挙げることによってここの状況に対応した理解を深めることができるようになっている。

目次
はじめに
第1章 「安全」だけでは足りない!
安全と安心の違い / 安全の被害はないのに…… / 事件についての学生との会話 / 極悪非道でなくても / 人はパターンで認識する / 見抜けなくても仕方ない / 万全の監視は困難 / 完全な安心も無理 / リスク管理は安心を与えるか / 安全をとるか、安心をとるか
第2章 信頼の心理学
分業社会における安全 / 外部依存は止められない / 分業社会における安心 / 二種類の情報処理 / 「遺伝子組み換え」の評価 / 自分で判断はムリ? / 信頼に「値する」と信頼できるように「みえる」 / 信頼の非対称性原理 / 信頼が悪化しにくい状態
第3章 信頼のマネジメント
信頼できる人の条件 / 「正直さ」?「思いやり」?「一貫性」? / 信頼は二要因で決まる / 誠実さの「演出」 / ブラックジャックは繁盛するか? / 「外部の査察」が有効な場合
第4章 価値観と信頼感
信頼理論の新たな展開 / 主要価値類似性モデル / 信頼するのは「第三者」か「仲間」か / 花粉症の人、そうでない人 / 結果を重視する人、プロセスを重視する人 / 赤土流出をめぐる信頼調査 / 信頼の文脈 / 「関心の低い人」が重要な理由
第5章 感情というシステム
信頼だけではない / 一般人のあり方 / 望ましくないことの過大評価 / さまざまな犯罪の発生頻度推定 / 不安感情という要因 / 感情ヒューリスティック / 感情が力を持つとき / 感情のシステムと理性のシステム / 感情システムの合理性 / 「恐ろしさ」と「未知性」 / 理性も受け入れられる
終章 「使える」リスク心理学へ
安全と安心の関係再考 / 他者への信頼 / 信頼の要素 / 自らをさらすという方法 / 価値類似性の認知 / 何が重要か、は状況が決める / 他人事の場合、当事者の場合 / 人びとの感情と向き合うこと
おわりに
引用文献

写真日記10/28

写真日記 10/27


台風一過ですごく晴れた。


































スカイツリーかなりできてきた





























今年の夏ロッキングオン参加アーティストの音源から気に入った物をまとめる8月2日分

myspace : http://www.myspace.com/avengersinscifi
avengers in sci-fi : Homosapiens Experience



avengers in sci-fi : NAYUTANIZED



音速ライン - 恋うた



清 竜人 - ヘルプミーヘルプミーヘルプミー



清 竜人 - あなたにだけは



ジョン・L・フライの嘘 - 清 竜人



jeepta : リコール
myspace:http://www.myspace.com/jeepta



special others - BEN
myspace:http://www.myspace.com/specialothers



曽我部恵一BAND:プレゼント
myspace:http://www.myspace.com/sokabe



曽我部恵一BAND:思い出のアルバム



曽我部恵一BAND:ほし

今年の夏ロッキングオン参加アーティストの音源から気に入った物をまとめる8月1日分

eastern youth - corrected eyesight
http://www.myspace.com/easternyouth

榎本くるみ - 愛すべき人



9mm Parabellum Bullet - Cold Edge



毛皮のマリーズ - ビューティフル
myspace:http://www.myspace.com/kegawanomaries



the chef cooks me:Generation transformation
myspace:http://www.myspace.com/thechefcooksme

chinema staff - 優しくしないで
myspace:http://www.myspace.com/cinemastaff



a flood of circle -
www.myspace.com/afloodofcircle

今年の夏ロッキングオン参加アーティストの音源から気に入った物をまとめる7月31日分

unchain - across the sky



アナログフィッシュ - Hello



アナログフィッシュ - 夕暮れ




andy mori - Follow me
my space : http://www.myspace.com/andymori



andy mori - life is party



ogre you asshole
my space : http://www.myspace.com/ogreyouassholemusic



te' - 如何に強大な精神や力といえども知性なくしては『無』に等しい。
my space : http://www.myspace.com/temyspace

【論文紹介】 第2回目

今日の研究室会議はなんかいい感じだったと思う。
ああやって、研究のネタとか方針を無責任に考えるときが一番楽しいナァ。
まだまだやれることはたくさんある気がしてくる。
まあ知ってる世界が狭いからかもしれないけど。

ついさっきざぁっと一雨ふった。
もう雨はやんでしまったけれど、ひんやり風からあめのにおいがする。
洗濯物をとりこむのを忘れてしまって、ぬらしてしまったけど、
あしたも天気みたいだからそのままにしておくことにした。
9時を過ぎているのにそらはぼんやりと明るくて、秋の夜長とはこういうことではないはずなんだけど、
いつまでもそとをながめてた。
空気が澄んでるからラブホテルのネオンがきれいに見えて、
こんな夜はなかなかないね。

さあおべんきょうだ。今日取り上げるのは、

Aleatory or Epistemic? Does it matter?
Structural Safety, 31, 2009, 105-112
Armen Der Kiureghian, Ove Ditlevsen

【要旨】
不確定性の大きな分類として、Aleatory uncertainty とEpistemic uncertainty の2種類がある。大きな違いは、その不確定性を低減できるか否か。不確定性の分類をする大きな意義は、低減できるものを定量的に把握することになる。本論の目的は、信頼性解析、設計、性能工学、リスクに基づいた意思決定においてこれら二つの不確定性がどのように影響しているのかを議論することにある。
不確定性のSource
1.材料特性値や荷重値のような入力の確率変数に備わっている不確定性
2.確率論的モデル式の不確定性
3.物理的モデル式の不確定性
4.確率論的モデル式のパラメータの不確定性
5.物理的モデル式のパラメータの不確定性
6.パラメータを推定する際に用いた観測値の測定誤差
7.近似や切り上げによる計算誤差
8.その他にヒューマンエラーによる誤差もあるが、これはAleatory uncertaintyとして扱われることがほとんどであるので後の議論には出てこない。

不確定性の分類
基本的に不確定性の分類はモデラーの裁量に任される。どういう文脈や応用で利用されるかにもよる。
1.入力変数の不確定性
状況において違うということは次の文章に端的に表れている。
The charater of the aleatory uncertainty "transforms" into epistemic uncertainty as the building is realized.
すなわち、実際に建っている構造物を対象にするときと未来の構造物を対象にするのでは不確定性の種類が違う。他にも年最大風速を例にとって、モデルの選び方によって不確定性の分類が異なることを指摘している。入力変数とするならAleatory、出力は両方がミックスされている?。
2.モデル不確定性
モデル式の誤差と、パラメータの単純化の誤差を取り上げている。

3.パラメータの不確定性

4.まとめ

不確定性の影響について
1.システム信頼性の例

2.時間によって変化する(エルゴード性が成立しない)信頼性

結論

残りは明日。

【論文紹介】 第一回

日々の雑事にかまけているとあまりにも英語論文を読まないので、ここに要約をのせることでモチベーションにしよう。間違い多々あると思われるので注意。今日取り上げるのは

Probability-based optimal design of friction-based seismic devices
Structural Safety 31 (2009) 500-507
Christian Bucher

【要旨】
摩擦ダンパーのパラメータを最適化しようという論文。構造物への外力の入力を低減するためには’やわらかい’ダンパーであれば良いのだが、実際のダンパーは変位量に限りがある。このトレードオフをどうするかという問題を、効率的なモンテカルロシミュレーションを用いて解くというもの。
ダンパーの摩擦係数と免震層の剛性(?)をパラメータとして、デバイス変位の最大値と中間層変位の最大値、残余のデバイス変位の初通過信頼性指標(first-passage reliability index)をそれぞれ求めた。これら3つの信頼性指標が4を超える部分を可能領域として、最適化パラメータの探索を行う。その際に、3つの初通過確率の線形和が最小となるようなパレート最適点を見つけ出す。
【わからないこと】
だらけですが、パレート最適点と目的関数を最小とするような点は同一にはならないのか?効率的なMCを使っているのだと思うのだけれど、その手法が良くわからなかった。
【参考にしたい点】
可能領域の決定から最適点の探索への流れ。

9月分 2

Ang先生
Cornell 1968 engineering seismic risk analysis
Hank and Cornell 1994 probabilistic seismic hazard analysis, A beginner's guide
Maguire 2004 Seismic hazard and risk analysis
Wen et al 2008

conceptをもっとシンプルに。
苦手ならもっと簡単に。Dataを少なくしてイメージをきちんと伝えること。

目標点:スキームを見なくても15分‐20分程度のプレゼンテーション(10枚程度)ができる。理解してもらえる。質問にも答えられる。

苦々しい思いはすぐ忘れる。なぜか。苦々しい思い出は強化されるほど繰り返されないためか。こう考えると楽しいループを何回も回して強化していく方が効率的。-しなくてはならないという締切設定型もうまくいく時もあるが、あまりに長期的な目標だと挫折しがち。あと個人的に動かせてしまうような締め切りは実はあまり意味ない。Publicで決まっている締め切りがたくさんあればいいのだが、なかなか国際学会ともなると数が多くなく挫折してしまうことになる。基本的には‐したいという動機からスタートしたい。

外人はmotivationをかなりたいせつにするな

pre-event, immediate post event, post-event

LCCのuncertaintyを考える意義
・decision support
・Trasparency
・quality competition
・planning of imformation gathering efforts

LCC の uncertainty
・model uncertainty (simplize, 回帰誤差)
・database uncertainty
・statistical error
・uncertainty in preference (ゴールが明確にされない)
・現在のモデルと将来のモデルの差異

Propagation of uncertainty

未来予測の不確実性について、都市の持続可能性も含めて

○長期的な視点で考えることが希望を造りだすか。短期の話ばかり。SFが力を失うこと。想像できるものは実現できる。分かっている人ほど希望を持っているか。そういう人ほど悲観してもおかしくないのに。知らない人がムードに流されて悲観的な展望をもつ

○出力サイドからモデル精確性をしばること

○'time'の要素の重要性
・time dependent model (ハザード分野)
・LCA
・real time system
・余震・本震の影響
・劣化モデル、time dependent なフラジリティーモデル

9月分 1

過去PGA,PGV100位の地震動について

○oldamn 1987

1897年のアッサム大地震に際して生じた高原の「飛び出し」構造(nature)

1897 年6月12日のアッサム大地震では、インド北東地方の ほぼイングランドの広さの地域内にあるすべての煉瓦造りの建物が破壊され、1755年リスボン大地震のときよりも広い地域で地震を感じた。これまで、破壊 は北向きに傾いたヒマラヤ衝上断層で起き、ブータンの南まで伝播したと考えられてきた。しかしここでは、シロン高原の北端がアッサム地震の際に少なくとも 11m激しく隆起し、これはヒマラヤから離れる方向に急角度で傾いた地中の長さ約110kmの逆断層による破壊であることを示す。破壊の方向と18±7m という巨大な断層の滑り量から推定した応力降下は、震央での加速度が鉛直方向で1gを 超え、地表における速度が毎秒3mを超えたという観測を説明できる。この「飛び出し」構造により進行した変形の定量的観測から、そのような構造の境界をな す断層が地殻全体を貫通しうることが裏づけられる。過去200万~500万年の高原の隆起でインドプレートは局所的に毎年4±2mm収縮し、これによって ブータンの地震危険度は減少したがバングラデシュ北部の危険度は増加した。

Vs30の30は100feetのことで、アメリカの基準で100feetのボーリング調査かなんかが必要とされていたとかそういう話。

こんな感じの図、おもしろい
















あとマグニチュードごとに各観測記録のPGA,PGVの散布図を書くとマグニチュード6以下で全体の傾向と異なる結果が出ていたのが興味深かった。PGVがPGAと比較して小さめになっていた。
極端なPGAの値に対して、地盤の非線形性で説明したりするが、そういうデータのVs30をを見てみると、地盤の影響に依存してない。早計に地盤といってしまうのは要注意。

研究の核は何だ

・予測がうまくいかないことを証明する研究でなく、構造物側の要請から容認される予測の不確定性を定量化する研究ではなかったか?つまり、あまり精度を向上を追究しなくてもいいという工学的な判断をいかに下すかの研究だったはず。
・地震が起きても、安全が増すことはない。安全性の確信が増すだけ。他のものに置き換えて考えられないか?言い方は悪いが、地震後は耐震性の低い構造物が間引かれるし、新築の建物が増えるので都市の耐震性は一時的に増加する。いや、そうだろうか。一部で半壊・一部損壊のまま住み続けたりする人がいるから、耐震性は低くなっているのか?
・地震が起きてその教訓を生かして復旧し、これを繰り返す。都市があたかも生き物のようでふるまう。弱い種が地震によって淘汰されながら、全システムの強度は向上していく(長期的に見れば。短期では下がっているのかもしれない)。
・立場やケースの違いでどれだけ多彩な選択肢が出せるかが、当面の目標。
 複数回の試行が許される場合と一発の試行しか許されないケースで選択肢は変わるか。
 ヒューリスティックスをうまくつかう。例えば、震災が起きた直後は具体的な事例が想起されるので、震災グッズなんかの売れ行きが良くなる。それは耐震補強なんかの方にも影響しているのか?してないとしたらなんで?
 今の構造界の問題をアニマルスピリッツを用いて論じられないか?安心、公平さ、貨幣錯覚、腐敗、物語。どうして、原子力発電所はたたかれるのか?どうして耐震補強はなかなか進まないのか?合理的な思考だけでは片づけられないのではないか。
・大学が、機能不全におちいるとどの程度困るのだろうか?それほどの震災時において、のんきに授業をやってるのはいいのかな。そう考えると、持続すべき大学の機能は避難民の受け入れ態勢のようなものになってくるのか。構造物の損傷だけでなく、内部の被害も考えだすと、インフラのことも考えなくてはならなくなってくる。そうすると大学外の評価もしなくてはならないから話がどんどん難しくなってくる。
・クリフ、ヘビメタ研究。ポップに考えるためには、現在の推本の評価側から考えていかなくてはならない。b値が一定なのだ。これを少しでも良くしようという方向性。理学の方から考えだすと、かなり大変だろう。
・スワンを使って読書会をしてもいいかもしれない。一人では手に余る本。 

現場のニーズと手ごたえをえること

現場のニーズをくみ取ること、自分の研究分野の必要性を認めてもらうこと、自分の研究の趣旨を理解してもらうこと。枝葉末節にこだわることなく、大局をみること。知恵を寄せ合い、もむこと。各工程の裕度をよせあつめること。

ヒューリスティックス
 人間の思考には、意思決定や判断を行うときに理性的、合理的に計算するだけではなく(レベル2)、近似的に答えを得るための回路(レベル1)がある。この回路がもっている系統的なバイアスがある。

【不確実状況下での確率や判断などに用いられるヒューリスティックス】
利用可能性 例:9.11の後はテロの発生する確率を過大評価してしまう。
代表性 例:連想しやすい事象の確率を過大評価してしまう。
係留と調整 例:ある値を予測するときに、その直前に出てきた値に引っ張られる傾向

意思決定にもちいるヒューリスティック】
(再認できる選択肢をより価値が高いと推論する)再認ヒューリスティック
(決定に必要な根拠を一つだけ記憶や外的情報から探索する)単一理由決定
(選択肢を削っていく)消去法,(系列的に結婚相手を捜すときなどに用いる停止問題型選択では,選択肢が要求水準を越えたときに決める)満足化ヒューリスティックがある。


社会的認知ハンドブック 北大路書房(2001)所収

こういうものをどんなことに使えるのだろうか?
例えば
・人間とはこういうものだと、一番のリスク要因なんだと強く自覚する。
・公平の事実を伝えるために、誤認されないような説明の仕方をする。
ぐらいか。

ブラックスワン

ブラックスワンより
「その後、偶然の出来事を人がどうとらえるかについて考えをまとめようと、記憶に頼って戦争の時に起こったことを思い出しているうちに、私たちの頭は説明をつくるとてもよくできた機械だと強く感じた。ほとんどなんでもつじつまを合わせられるし、ありとあらゆる現象に山ほど説明をつけられる。その一方で予測なんかできないという考えはほとんど受け入れられない。戦争の時に起こったことには道理なんてない。
でも頭のいい人たちは、そんなことにも信頼できる説明が付けられると思っている-後になってから、だけれど。さらに、頭が良ければよいほど、つける説明ももっともらしい。説明が付けられるなんて思っていることよりももっと危ういのはそういう信念や説明が論理的で筋が通っていて矛盾がないように見えることだ。」

スピード感が足りない

社会では、現在手元にある材料だけで目下の問題に対してどれだけ素早く、そこそこ納得の推定ができるかが重要である。いわゆるフェルミ推定だ。ここでうんうん唸って、もっと高度なモデルが・・とか、もっといいデータがとれれば・・・とか言ってると大切なビジネスチャンスを逃してしまうんだ。
国際学会のRisk Insuaranceのセッションなんかには、
研究の場はその対極にある。
地震動が時刻歴だろうが、PGAだろうが、たいして問題でない。だって推定誤差を考えたらどちらを使おうが関係ないし。
日本流の耐震設計 従来の枠組みから、一部すげ変えたようなモデルでは到底説明がつかない。
ここからさらに設計、指針というのはどう違うか。
時間かけないと精度の向上が見込めない研究と、時間かけなくてもかなりいい研究
大まかにざっくりといい精度で。。。これは決して悪いことじゃない。ってかそれこそが一番重要なのかも知れない。あの砂浜でよくやる遊びに似ている。山を作って、真ん中に木の棒を一本立てて、順番に砂を書き取っていく。みんな木の棒を倒さないぎりぎりをかきこんでいく。
大科学者なんかはもう一個新しいお山を建てたりなんかしちゃうんだろうけど、凡研究者は残りをザクザクやるだけなんだ。
事前と事後で求めてる精度が違うから、精度を同列に議論できるのか
3時に銀行閉めて、今日の取引のうんぬんかんぬんやって1円の誤差もゆるしまへん、ってのと、明日の取引いくらくらいになるかね、って推定と一緒にしちゃったらどうなの?
説明責任って方向性もあるな。精度自体はほとんど変わらないけど、この指針には納得できない。的な。

山田やさんのうどん

http://www.rakuten.co.jp/yamada-ya/1810258/

GMT演習 国土数値情報からの数値データをGMTで使う(鉄道編)

【必要なデータ】
国土交通省国土計画局GIS
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/gis/index.html
インターネットサービス>国土数値情報ダウンロードサービス

これらのデータをGMTで読み込む形式に直すプログラムとして
http://www.geocities.jp/ne_o_t/soft/soft.htm
を使わせていただきました。ありがとうございます。


OPTION="-Jm0.5 -R127/146/30/46 -B5NsEw"

gmtset ANOT_FONT_SIZE 10
psbasemap ${OPTION} -X3 -Y5 -P -K > train.ps
pscoast -Jm -R -B -Lf141/31.85/31.85/500 -S200 -Df -W1 -P -O -K >> train.ps

# 県境を書く
psxy ken.txt -W1ta -R -Jm -B -P -M -O -K >> train.ps

# 鉄道を書く
psxy train.txt -Jm -W1/254/0/0 -R -B -P -M -O >> train.ps

GMT演習 首都圏の主要駅の乗降数をヒストグラムでプロットする

【編集中】
psxyzを用いれば、3Dで表示可能であるが、やや見にくかったので2Dのままで長方形(Sr)を用いている。

【必要なデータ】
・各主要駅の乗降者数(JR東日本のランキング)
http://www.jreast.co.jp/passenger/index.html

・主要駅の位置情報
http://www.geocoding.jp/

注:測地系が違うのか、緯度・経度の表示方法が違うのか、鉄道(赤線)が海上を走っている部分がある。

# 海岸線のプロット
pscoast -Jm30 -R139.5/140/35.3/36 -S200 -Df -K > train.ps

# 県境のプロット
psxy ken.txt -W1ta/254/254/254 -R -Jm -B -P -M -O -K >> train.ps

# 電車のプロット
psxy train.txt -Jm -W1ta/254/0/0 -R -B -P -M -O -K >> train.ps

# ヒストグラムのプロット
# Srは長方形で、データとして緯度・経度・x軸方向の伸び・y軸方向の伸びを入力する。
awk '{print $1,$2,$3*0.04,$4/1000000}' station_num.dat | psxy -R -Jm -Sr -G254/254/254 -W0.5p -B.1/.1WSnez -K -O >> train.ps

# 駅名のプロット
awk '{print $1,$2-0.01,$3,$4,$5,$6,$7}' station_name.dat| pstext -Jm -R -P -O >> train.ps

GMT演習 地殻変動ベクトル図を書く方法

【現在試行中】

GMT演習 図に日本語の説明を入れる方法

やるべきことを忘れないように

【現在試行中】

GMT演習 震源メカニズムを書くプログラム

【GMTの使い方】 http://www-seis.planet.sci.kobe-u.ac.jp/~kakehi/GMT/GMT-HOWTO.html
の「地図上に余震分布をプロットして更に主な余震のメカニズムを描く」を参照させていただきました。ありがとうございます。
またメカニズム解は【F-net】http://www.hinet.bosai.go.jp/fnet/top.php?LANG=ja
のものを使わせていただきました。

#!/bin/sh

# ベースとなる日本地図を書く。
psbasemap -Jm -R128/147/30/47 -B5NseW -X2 -Y-4 -K > map.ps

# -Lf143/31/31/500 スケールを表示するためのオプション
# fは白黒のスケールを表示の意.スケールを表示する位置が(経度143.緯度31)。規準位置が31
# 長さ500kmのスケールを表示するように指定.
# -S200 海(sea)の色を指定. 0が黒,255が白
# -Df 海岸線のデータの解像度"f"(full)

pscoast -Jm -R -B -Lf143/31/31/500 -S200 -Df -W1 -P -O -K >>map.ps

# 震源メカニズムを書くための関数psmeca
# データは以下のように与える。
# longitude latitude 'depth' strike(走向) dip(傾斜) rake(すべり角) magnitude offset_x offset_y comment
# -L メカニズムの球を縁取り
psmeca -Jm -R -Sa1 -G255/0/0 -L -P -O <>map.ps
142.169 37.236 20 166 90 -76 3.9 0 0 E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
137.801 34.722 29 319 85 168 4.4 0 0 HAMANAKO_LAKE_REGION
149.8148 44.5223 17 16 53 72 3.5 0 0 SE_OFF_ETOROFU
142.2062 42.0798 32 273 78 58 3.7 0 0 S_OFF_URAKAWA
140.4658 27.8035 440 270 75 -53 4.7 0 0 W_OFF_OGASAWARA
142.3523 41.929 53 23 65 76 4.9 0 0 S_OFF_URAKAWA
135.9833 43.603 380 358 82 -37 4.7 0 0 EASTERN_SEA_OF_JAPAN
142.3248 41.9367 65 30 62 94 3.8 0 0 S_OFF_URAKAWA
141.9438 39.5483 35 65 55 55 3.9 0 0 SOUTHERN_IWATE_PREF
132.19 32.0122 26 28 63 86 3.6 0 0 HYUGANADA_REGION
134.9542 37.1343 14 158 79 15 3.4 0 0 SEA_OF_JAPAN
142.0557 41.5597 53 15 67 90 3.8 0 0 E_OFF_AOMORI_PREF
140.8448 41.865 125 196 70 100 3.9 0 0 OSHIMA_PEN_REG_HOKKAIDO
152.3713 46.735 32 307 85 28 3.9 0 0 KURILE_ISLANDS_REGION
139.8938 36.0843 59 44 63 72 4.1 0 0 SW_IBARAKI_PREF
142.1095 38.0065 50 57 78 125 3.6 0 0 SE_OFF_MIYAGI_PREF
143.5902 45.827 360 159 75 59 4.8 0 0 NE_OFF_HOKKAIDO
143.2635 37.7775 8 211 88 -160 4.4 0 0 FAR_E_OFF_FUKUSHIMA_PREF
127.3558 26.3195 44 5 61 62 4.2 0 0 NEAR_OKINAWAJIMA_ISLAND
141.1872 36.628 32 26 89 77 3.3 0 0 E_OFF_IBARAKI_PREF
143.1067 40.9078 23 359 81 59 3.6 0 0 E_OFF_AOMORI_PREF
129.9593 32.567 11 321 87 -10 3.6 0 0 AMAKUSA_REGION
134.7027 33.9542 32 69 74 -22 3.4 0 0 N_PART_OF_KII_CHANNEL
END

GMT演習 各緯度の幅で深さ方向の震源の分布を書く

# 各緯度の幅で深さ方向の震源の分布を書く

# 図の軸や軸の名称、メモリ、グリッドライン等を用意する
# -R x軸、y軸の範囲
# -JX ふつーの図を書くときの図法
# -B x軸の情報/y軸の情報/図のタイトル情報/どこに表示させるか
# x軸の情報 -Ba5(目盛り文字の間隔)f1(目盛の間隔)g5(グリッドの間隔):"軸名":
# 図のタイトル情報 :."図のタイトル":
# wsnE 大文字=全ての軸情報の表示 小文字=目盛り文字を表示しない
# W(左側)S(下側)N(上側)E(右側)
psbasemap -R130/145/0/400 -JX10c/-2c -Ba5f1g5:"longitude":/a100f50g100:"Source Depth(km)"::."Lat.35-36":wSnE -P -Y1.5c -K > depth.ps

# 複数条件はかつなら&&、またはなら||
awk '$2 <= 36 && $2 >= 35 {print $1,$3,($4-4)*0.1}' earth.dat | psxy -R -JX -Sc -O -K -L -W >> depth.ps

# あとは繰り返し
psbasemap -R130/145/0/400 -JX10c/-2c -Ba5f1g5/a100f50g100:."Lat.36-37":wsnE -P -Y3c -O -K >> depth.ps
awk '$2 <= 37 && $2 >= 36 {print $1,$3,($4-4)*0.1}' earth.dat | psxy -R -JX -Sc -O -K -L -W >> depth.ps

psbasemap -R130/145/0/400 -JX10c/-2c -Ba5f1g5/a100f50g100:."Lat.37-38":wsnE -P -Y3c -O -K >> depth.ps
awk '$2 <= 38 && $2 >= 37 {print $1,$3,($4-4)*0.1}' earth.dat | psxy -R -JX -Sc -O -K -L -W >> depth.ps

GMT演習 震源位置、マグニチュード、震源深さのプロット

【準備するもの】
震源位置(緯度・経度)、震源深さ、マグニチュードのデータ、4列のデータ(earth.dat)

pscoast -JM -R130/145/30/45 -Df -S128 -G255 -B1 -W.1/255 -P -X1 -Y3 -K > depth_Mw.eps

makecpt -Cno_green -T0/400/10 > rb1.cpt
awk '{print $1,$2,$3,$4*0.05}' earth.dat | psxy -JM -R -Sc -Crb1.cpt -O -K -L -W3 >> depth_Mw.eps

psscale -Crb1.cpt -D7.5/-1/15/0.3h -B10 -O >> depth_Mw.eps



GMT演習 J-SHIS シナリオ地震のコンター

J-SHISで計算された強震動波形のデータを用いて、最大速度のコンターを作成する。

【準備するもの】
J-SHISのホームページで
トップページ>データダウンロード> 震源断層を特定した地震動予測地図
へ行くと、各シナリオ地震のシミュレーション結果が得られる。地図データに評価地点の緯度・経度情報と最大速度のデータが入っているので、これら3つのデータから3列○行の行列を作る(vel_data_ito.dat)。また評価モデルの断層の四隅の緯度・経度情報をまとめる(fault_ito.dat)。

#!/bin/bash

# コンターを塗るためのカラーバーを作成する。
# カラーバーの種類はhttp://www5.plala.or.jp/kashima/gmt/gmt_colorpalette.htmlを参照されたし
makecpt -Cno_green -T0/100/5 > colors.cpt

# vel_data_ito.datを読み込み、コンターを作成する。
awk '{print $1,$2,$3}' vel_data_ito.dat | pscontour -R136/137.5/36/37 -Jm10 -Ccolors.cpt -B1 -W+ -P -X1 -Y3 -I -K -A- > ito_fault.eps

# 上のpscoastだけでは海にも色が塗られてしまうので、下で上書きして消す。
pscoast -R -Jm -B1 -P -W -Dh -S255 -O -K >> ito_fault.eps

# 断層の4隅のデータから評価断層を作成する。
psxy fault_ito.dat -W -R -Jm -B3 -P -O -K >> ito_fault.eps

# カラーバーを図下部にプロットする。
psscale -Ccolors.cpt -D7.5/-1/15/0.3h -B10 -O >> ito_fault.eps




GMT演習 k-net,kik-net観測網をプロットする

全国にあるK-NET,KiK-NET観測網の観測地点をプロットするGMTプログラム。

【必要なデータ】 K-NET,KiK-NET観測地点の緯度、経度をそれぞれのホームページから頂いた。k-net.dat, kik-net.datにはそれぞれ緯度、経度のデータが2列になって入っている。県境のデータはhttp://www.geocities.jp/ne_o_t/index.htm から頂いた。

【プログラム】 ▲がK-NET、△がKIK-NETです。
#!/bin/bash

# 日本地図を書く
pscoast -R126/147/25/46 -Jm1.5 -B1 -P -W -Dh -X1 -Y1 -K > k_kik_location.ps

# 県境を書く
psxy ken.txt -W1ta -R -Jm -B -P -M -O -K >> k_kik_location.ps

# k-net観測点のプロット
awk '{print $1,$2}' k-net.dat | psxy -R -Jm -B -P -M -ST.1 -O -K -G0/0/0 >> k_kik_location.ps

# kik-net観測点のプロット
awk '{print $1,$2}' kik-net.dat | psxy -R -Jm -B -P -M -ST.1 -O -K >> k_kik_location.ps


GMT 備忘録 大まかな描画の流れ

1.日本地図を描画する

pscoast -R126/147/25/46 -Jm1.5 -B1 -P -W -Dh -X1 -Y1 -K > test.ps

-R 日本地図の範囲
-Jm○ 丸は1度あたりの長さ(inch)
-B
-P 用紙を縦書きに変更
-W○ 線の設定(ここでは海岸線、丸は太さ)
-D 海岸線の細かさ(fがいちばん細かく、hは二番目)
-X,-Y 紙の左下を(0,0)としたときの、x軸、y軸の原点の位置
-K この後に上書きさせるという命令(-K, -K-O, -K-O,・・・・,-K-O, -O)
> test.ps test.psで出力

2.県境を入れる

こちらのサイトを参照させていただきました。
今日もまた吹かなかった風を探しに http://www.geocities.jp/ne_o_t/index.htm
お天気のページ>実践!GMT>6. にあります。

3.データをプロットする

awk '{print $1,$2}' k-net.dat | psxy -R -Jm -B -P -M -ST.1 -O -K -G0/0/0 >> test.ps

翻訳すると、k-net.dat入っているデータの1列・2列を抽出して(awkの部分)、▲でプロットする(psxyの部分)ということ。

-ST○ 三角形でプロット、丸はサイズ。星は-Sa
-G0/0/0 黒で塗りつぶし

4.文字の情報をプロットする

pstext k-net.dat -Jm -R -O >>
test.ps

k-net.datに入っているデータは、[x, y, size, angle, fontno justify, text]の順に並んでいる。

5.軸の名前、凡例等・・・。

GMT演習 k-net,kik-net観測網をプロットする



GMT officeのためにきれいな図を出す方法 for win

手順
1.Imagemagickのインストール
http://www.imagemagick.net/script/index.php
の左コラム、binary release>windowsを選び、ImageMagick-6.5.4-2-Q16-windows-dll.exeをダウンロード
2.pstoeditの導入
http://www.pstoedit.net/pstoedit
のページ中段Download>binary for windows .... からpstoeditのダウンロード。解凍先をgsviewフォルダと同じ場所にすること。
3.emfデータへの変換
GMTから出てきたpsファイルをgsviewで開く。Edit>convert to vector formatを選んで、emfに変換する。このとき「CORE RL_Magick++.dllが見つからなかったため・・・・」というエラーメッセージが出たが、無視してもきちんと変換されていた。原因は不明。
4.確認
word等に貼り付けると、拡大縮小しても図が劣化しないのでベクターデータに変換されていることがわかる。Xn-viewで見るとすごく汚く見えるが・・・・。

理論応用力学


の発表が終わった。修論から続けてきたことを始めて対外的に発表したことになる。
少し誤解を招いてしまったこともあったようだが、信頼性をやっている人たちの間ではうまく理解してもらえたようだ。うまく答えられなかった質問もあったので、もう一度きちんと考え直したい。
【魚介のトマトソース】
トマトソースとは相性が悪い。なかなかおいしく作れない。







【たらこスパゲティー】
明太子のほうがいい。シソの葉を散らしている











【うにごはん】
一緒に入っていた貝が主張しすぎて、あさりご飯のような趣き、うには基本的に生では食べない。好きな魚介類は、ホタテ、サーモン、甘エビ。甘みのあるものが好きである。









【刺身】
 山口県は海の幸が豊富。静岡で育ったものとしては満足の食材がスーパーに並んでいる。図の刺身は1000円程度で手に入る。どれも新鮮で身がぷりぷりしているものばかりである。寒くなれば、ふぐの刺身もならぶことになるのだろう。






【梅とシーチキンのパスタ】
これは絶品。梅の酸味とシーチキン、大根おろしのさっぱりとした感じを想像するとよだれが出てくる。これがあるので、外食ではあまり和風パスタを食べない。






【手羽先】
世界の山ちゃんの手羽先をまねて作ったもの。意外とうまく出来た

【しょうがとニンニクのから揚げ】
豚の三枚肉に紅しょうがとニンニクを混ぜ、から揚げのもとで衣をつけ、揚げたもの。これは唯一実家の食卓から学んだ料理である。しょうががあっさりしているのでいくらでも食べられてしまう。



【袋井のマスクメロン】
 小さなときからメロンが好きでした。静岡県が有名な産地であったこともあり、鬼のようにメロンを食べて暮らしたのでちょっとやそっとのメロンではあまり驚かない。これは先日知り合いの方からいただいたものであるが、いままでとは段違いのうまさだった。聞くと、東京の高級店に出すようなメロンであるが、マスクがうまくはらなかったのでを安く手に入れることができるのだそうだ。完熟度も抜群で、甘みがすごかった。

もう2ヶ月か・・・

【ゴルゴンゾーラのペンネ】
 近くのイタリア料理屋で出される日替わりのパスタの中に、10種のチーズのペンネというのがある。最近足が遠のいていたので無性に食べたくなった。
 うちにあるレシピ本をぱらぱらとめくっていたら、それらしきものがあったので、まねして作ってみた。思ったより、うまく再現できた。これだったらもっと早く作ったらよかったな。


【アーリオ・オーリオ(ペペロンチーニ?)】
 ついでに作った。ポイントはオリーブオイルに十分にニンニクの香りと、鷹の爪の辛味を染み出させること。出来るだけ低温で狐色になるまでいためる。狐色になったら、火を止めパスタの煮汁を大さじ2杯ほど加える。これは狐色になったニンニクにこれ以上余熱を加えないためで、火を止めないと水がはねて大変なことになります。

とりあえずの調査

設計法の変遷と、各国各分野の性能設計の整理

新学期

気持ちが覚めてしまわぬうちにいろいろと動き出そう。
とにかく人を巻き込んで、やらざるを得ない状況にしてしまうのがいいだろう。

・近日中に自分の研究をわかりやすく説明するページを作りたい。
・また過去の研究室の研究テーマを概観してみたい。
・構造解析に関する勉強会
・輪講の改善提案
・勉強会の改善
・今年一年の研究方針

とりあえず修士論文の残務処理に追われている状態。毎日少しづつ時間を割いていく必要がある。

これから

 修士論文の提出も終了し、以前と比べのんびりとした日を過ごしているが、来年度に向けての準備を徐々に進めていかなくてはならない。
とにかく毎日何でもいいから少しづつ前進していかなくては。
来年度は積極的に学会で発表し、修士論文で考えたことについて議論をする機会を持ちたいと考えている。